「個性あふれるパリのクリエイターが作ったアーティスティックなキッチンクロス」
【パリのクリエイター、ステファニー・ラデュナック】
パリの服飾学校エスモードを卒業。
パリのデパートBonMrcheのショーウインドウをつくるコンセプトデザイナーに。
その後、デザイン事務所のジャーナリストを経て独立。
このキッチンクロスは500マイしか製造されておらず、すべて通し番号がふられています。
フランスの小説家が「キッチンクロス」をテーマとした書いた
短編が書かれています。社会風刺のきいたメッセージ性の強いものから
ユーモアにあふれたものまでストーリーは様々。
日本語訳付き。
テーブルクロスや壁に掛けてオシャレなインテリアにもお使いいただけます。
【LA SERVIETTE ET LE TORCHON ナプキンとトルション】
マリー・フィオール作
キッチンの戸棚の中で、お高くとまったテーブル・ナプキンがトルションに言った。「なんであなたがここにいるの? あたしとあなたわ違うのよ。一緒にしないで!」そこでトルションは言い返した。
「同じリネンなのに、どうしてそんなに差別するの? たしかに、ナプキンは膝にかけるもの、トルションは壁にひっかけて吊るすものだけど。でも、トルションがなければお皿はきれいにならないし、ナプキンだって人の口の汚れをぬぐって汚されて、くしゃくしゃにされて、ふんずけられることだってある。ナプキンはトルションよりそんなに偉いの?」
たしかにトルションの言う通り。そこで、面子を失いたくないナプキンが提案した。「そうね、どっちが上とか下とかじゃないわ。私たち、同じ繊維から出来てるけど、使い道が違うだけでお互いに補い合ってるのよ。どうせならくっついて運命を共にしない?さあ、こうやって、端と端をつないで、握手!」
めでたし、めでたし。
素材:コットン
サイズ:縦62cm×横46cm